早めに受診する|放置することで病気は重症化します|下肢静脈瘤は病院で治療しよう
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放置することで病気は重症化します|下肢静脈瘤は病院で治療しよう

早めに受診する

看護師

下肢静脈瘤の治療は大きく分けると焼灼術(しょうしゃくじゅつ)、抜去術(ストリッピング)、硬化療法、弾性ストキングの4つの方法があります。弾性ストキングは下肢静脈瘤そのものを治すことにはなりませんが、不快な症状を和らげる効果はあります。足に適度な圧力を加えて、足に余分な血液がたまるのを防ぎます。また、術後には弾性ストッキングを履いて再発を予防しましょう。ハイソックス、ストキング、パンティーストキングタイプ、爪先がないオープントゥタイプがあります。1足5000円くらいから1万2000円くらいです。手術は、下肢静脈瘤を根本的に治す治療法です。現在は、静脈瘤ができている血管を引っこ抜く抜去術(ストリッピング)は、ほとんど行われなくなりました。硬化剤を注射で静脈に注入する硬化療法も、以前は軽症例や再発の治療に行われていましたが、現在は、焼灼術を行った後に残った静脈瘤を治療するために補助的に行われています。現在、下肢静脈瘤の手術でメインとなるのは、焼灼術です。

では、現在下肢静脈瘤のメインの治療となっている焼灼術は、どのように行われるのでしょうか。焼灼術では、静脈の中に細いカテーテルを入れてレーザーを照射したり、高周波で血管を焼いて塞いだりします。静脈瘤ができた血管を塞いでも他の静脈が機能しますので、血流が悪くなるなどの心配はありません。焼灼術は、傷跡が小さくてすみ出血や痛みも少ないので、体への負担も小さくて済みます。局所麻酔で30分ほどで手術は可能です。手術後はしばらく休んで様子を見てから、歩いて帰れますので日帰り手術も可能です。手術と聞くと大変なことの様に感じますが、「歯医者さんで抜歯するよりも楽だった」という人も結構います。そして「長い間つらい思いをしていたけど、こんなに楽に治療ができるのだったら、もっと早く受診していればよかった」とみなさん異口同音に言われます。下肢静脈瘤で悩んでいる人は、早めに血管外科か外科を受診することをお勧めします。